【2025年徹底比較|MVNOから大手キャリアまで】

大手3キャリアの通信料金が高く、お得な格安SIM(格安スマホ)への乗り換えを検討する人も多いのではないでしょうか。ahamoやpovo、楽天モバイル、UQモバイルなど、選択肢は豊富で、データ容量や月額料金もさまざまです。「格安SIMは安いけど本当に問題なく使えるのか」「乗り換えて後悔しないか」「手続きは簡単か」など、気になる点は多いですよね。
今回は、mineoやIIJmioといったMVNOから大手キャリアの格安プランまで、人気の格安SIM25サービスを6つのポイントで比較し、徹底検証しました。おすすめの格安SIMをランキング形式で紹介します。
マイベストが選ぶベストな格安SIMは、「どの時間帯でも速度が速く、毎月の料金や初期費用が安いもの」。料金の安さだけでなく、契約しないとわからない通信速度や電波のつながりやすさまで詳しく検証しているので、スマホの乗り換えや新規契約を考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
- 格安SIM(格安スマホ)の選び方
1 おすすめは大手3キャリアによる格安SIM(格安スマホ)。通信速度もつながりやすさも十分
2 MNOのなかから自分に合ったデータ容量が最安のものを選ぼう
3 開通まで簡単に進められる「eSIM」対応の格安SIM(格安スマホ)がおすすめ
4 格安SIMとiPhone・Androidスマホとの「端末セット買い」は避けよう - 格安SIM(格安スマホ)全25選おすすめ人気ランキング
1位 KDDI Digital Life | povo
2位 LogicLinks | LinksMate
3位 日本通信 | 日本通信SIM
4位 オプテージ | mineo
5位 ソフトバンク | LINEMO(オンライン専用)他5件
格安SIM(格安スマホ)の選び方
格安SIM(格安スマホ)を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
1.おすすめは大手3キャリアによる格安SIM(格安スマホ)
通信速度もつながりやすさも十分

格安SIMを検証した結果、快適な通信速度と電波のつながりやすさを兼ね備えていたのは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの回線を利用したMNOでした。
povo・LINEMO・ahamo・UQモバイル・Y!mobileは大手3キャリアと同じ回線を使用しているため、電波がつながりやすく、常に通信速度が安定して速いという結果に。一方で、MVNOと呼ばれる格安SIMは大手3キャリアの一部の回線を使用しているものの、混雑時には通信速度が遅くなる傾向があります。特に混雑する12〜13時には、多くのMVNOが10Mbps以下となり、動画の読み込みにも時間がかかる速度でした。
第4のキャリアである楽天モバイルは通信速度は良好ですが、地下や屋内などで電波がつながりにくい点が課題です。2025年7月24日に東京都内の東京駅や新宿駅周辺21か所で実際に使用した際、他の格安SIMはつながっているのに楽天モバイルだけ圏外になる場所がありました。
3GB利用時の月額料金を比較するとMVNOの格安SIMは安いですが、通信速度とつながりやすさを考えるとMNOを選ぶのが良い選択と言えます。
2.MNOのなかから自分に合ったデータ容量が最安のものを選ぼう
速度や電波が安定しているMNOを選んだら、次に料金を重視して格安SIMを比較しましょう。自分のスマホの使い方や必要なデータ容量によって、適した格安SIMは異なります。ここでは、どんな人がどのSIMを選ぶべきかを分かりやすく解説します。
データ容量を問わず、まず検討すべきはpovo

5つのMNOの中で、料金が安く大容量プランも用意されているのはpovo・LINEMO・ahamoです。自分の利用スタイルに合わせて、必要なデータ容量をお得に使えるプランを選ぶのがポイントです。
今回、本当にお得な格安SIMを見つけるため、2025年9月16日時点の条件で検証を実施しました。1・3・10・20・50GB使用時の各プランの料金や新規契約時の初期費用を比較し、料金の安いものほど高評価としています。また、意図せず料金が変わる階段制プランではないか、料金管理のしやすさも確認しました。結果が同率1位の場合、それぞれのサービスにNo.1表示をしています。
サイトやSNSのチェックがメインで、たまに動画を見る程度なら3GBプランが安いpovoがおすすめです。月額制ではなく、必要なデータ容量を都度購入する「トッピング型」のプランが特徴です。LINEMOも990円で同額ですが、階段制プランで3GBを超えると10GBまで料金が2,090円に上がるため、使いすぎると想定外の料金になることもあります。まずは、料金が自動的に上がらないpovoを検討すると良いでしょう。
WiFiがない環境でも動画鑑賞やオンラインゲームを楽しみたい場合もpovoがおすすめです。1か月に20GB使うなら、6,490円で「90日間使える60GB」を購入し、1か月あたり20GBを2,163円で利用できます。さらに、20GB以上必要な場合は「90日間使える300GB」を9,834円で購入すれば、1か月あたり100GBを3,278円で利用できてお得です。
ただし、povoはデータ容量を使い切るか有効期限が切れるたびにアプリで購入する必要があり、数か月分をまとめて購入する点が他の格安SIMとは異なります。この料金体系が面倒だと感じる場合や、まとめ買いに抵抗がある場合は、ahamoやLINEMOも選択肢として検討できます。
なお、LINEMO・povo・ahamoの3サービスがY!mobile・UQモバイルより安い理由は、LINEMOとpovoが店頭サポートを受けられず、ahamoが有料サポートであるためです。契約から設定・開通まで自分で簡単にできますが、どうしても不安でサポートが必要な方はワイモバイルやUQモバイルを検討してもよいでしょう。
3.開通まで簡単に進められる「eSIM」対応の格安SIM(格安スマホ)がおすすめ

格安SIMには、スマホにダウンロードして使うeSIMと、スマホに挿して使うSIMカードの2種類があります。基本的には、契約後すぐに開通できるeSIM対応の格安SIMがおすすめです。
eSIMは、契約後に表示されるかメールで送られてくるQRコードを読み込んで設定するだけで、すぐに開通します。スマホの画面上で完結するので、SIMカードより手軽です。一方、SIMカードはスマホ側面のSIMトレーを開けて入れ替える必要があるうえ、契約から手元に届くまで3〜7日程度かかるのが難点です。
MNOはすべてeSIMに対応しており、一部のMVNOはSIMカードのみ対応ですが、多くの格安SIMがeSIM対応を始めています。ランキングで「eSIM対応」の項目を確認してみてください。
4.格安SIMとiPhone・Androidスマホとの「端末セット買い」は避けよう

格安SIMへの乗り換えを検討している人の中には、スマホ本体も一緒に買い替えようと考える人もいるでしょう。スマホ本体を購入するなら、格安SIMとセットで販売されているものではなく、直販サイトやオンラインショップで端末のみを購入するのがおすすめです。
格安SIMとスマホをセットで販売している会社もありますが、セット購入は基本的におすすめできません。iPhoneやAndroidスマホともに、セット購入できるモデルのほとんどが型落ちです。例えば、「UQモバイル」で購入できるiPhoneはiPhone 15・16・16eのみで、最新モデルのiPhone 17やAirは取り扱いがありません。Androidスマホも高性能モデルを選べないことが多く、物足りなく感じるでしょう。さらに、型落ちであっても価格が安いわけではないため、損をする可能性があります。
スマホ本体を購入するなら、iPhoneはApple公式サイト「Appleストア」での購入がおすすめです。Androidスマホはメーカーの直販サイトや「ドコモオンライン」など大手キャリアのオンラインショップで端末のみを購入するのが良いでしょう。実は、機種変更の契約をしなくてもスマホ本体だけを購入することが可能です。
以下のコンテンツでは、iPhoneとAndroidスマホの選び方やランキングを紹介しています。
どのスマホを購入すれば良いか迷っている方やおすすめ機種を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
格安SIM(格安スマホ)10選
おすすめ人気ランキング
格安SIM(格安スマホ)のランキングは以下の通りです。
1位 povo
おすすめスコア 4.72
|通信速度 4.98
|電波のつながりやすさ 4.80
|月3GB利用時の安さ 4.23
|月10GB利用時の安さ 4.00
|月1GB利用時の安さ 4.11
|月20GB利用時の安さ 4.31
|月50GB利用時の安さ 4.61
|料金管理のしやすさ 4.00
|初期費用の安さ 5.00
|乗り換えやすさ 5.00


| 利用回線 | au回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額990円
- 2〜3GB 1件 月額990円
- 4〜10GB 1件 月額2,163円
- 11〜20GB 1件 月額2,163円
- 21〜30GB 1件 月額2,660円
- 50GB〜 1件 月額3,278円
小〜大容量すべての人におすすめ。サブ回線にも筆頭候補
auのオンライン専用プラン「povo」は、主にウェブ閲覧をする人や、動画鑑賞やゲームを長時間楽しみたい人におすすめの格安プランです。データ量を細かくカスタマイズできるので、使い方に合わせて調整可能です。
povoの最大の特徴は、基本料金0円で必要なデータ量だけを購入する「トッピング」式料金プランです。1GBから300GB以上の無制限プランまで幅広いオプションがあり、特に20GB以上使用する人には、300GB/9,834円(90日間)のトッピングがお得です。
auの回線を利用しているため、昼休みなど混雑する時間帯でも25Mbpsを超える安定した通信速度を誇ります。MVNOと比べても信頼性が高く、時間を問わず高画質動画の再生やアプリのダウンロードが快適に行えます。
実店舗や電話サポートはありませんが、初心者でもページの案内に従うだけで簡単に申し込みが可能です。また、eSIM対応で乗り換えもスムーズです。
基本料金が0円なので、メイン回線がau回線でない人にはサブ回線として最適です。ただし、半年間トッピングを購入しないと強制解約される点に注意が必要です。格安SIMへの乗り換えを検討している人や、サブ回線を持ちたい人におすすめのプランです。
- 良い点
- 基本月額料金が0円で、必要なギガを購入するトッピング式
- 1GBから無制限までトッピングのラインナップが幅広い
- au回線を使用し、通信速度や電波のつながりやすさに優れている
- 気になる点
- 実店舗や電話でのサポートがなく、自分で契約する必要がある
- 半年間トッピングしない状態が続くと強制的に解約される
| 選べるプラン | 1GB/7日間、3GB/30日間、20GB/30日間、30GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間など |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 352.5Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 79.9Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 312.5Mbps |
2位 LinksMate
おすすめスコア 4.54
|通信速度 4.96
|電波のつながりやすさ 4.73
|月3GB利用時の安さ 4.46
|月10GB利用時の安さ 4.36
|月1GB利用時の安さ 4.44
|月20GB利用時の安さ 4.18
|月50GB利用時の安さ 3.91
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 3.00
|乗り換えやすさ 3.50

| 利用回線 | ドコモ回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額737円
- 2〜3GB 1件 月額902円
- 4〜10GB 2件 月額1,210円~
- 11〜20GB 1件 月額2,310円
- 21〜30GB 1件 月額2,970円
- 50GB〜 1件 月額4,279円
料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える
「LinksMate」は、スマホで動画配信サービスやゲームを楽しみたい人に特におすすめの格安SIMです。特定のアプリ使用時のギガ消費を抑える「カウントフリーオプション」を提供しており、MVNOながら通信速度が速いのが特徴です。
LinksMateは、0.1GBから1.5TBまで豊富な料金プランがあり、3GBのプランは902円と比較的安価。ただし、20GB以上のプランは他の格安SIMより高めのため、大容量を必要とする人には不向きかもしれません。
通信速度は昼休み時間帯でも高画質の動画がスムーズに再生できるレベルでした。しかし、ドコモ回線の一部を使用しているため、混雑時には大手キャリアより影響を受けやすく、場合によっては読み込みが遅くなる可能性もあります。
また、他の格安SIMにはない「カウントフリーオプション」が魅力です。月額550円を追加することで、「ABEMA」や「U-NEXT」などの動画配信サービスや「Instagram」、「X(Twitter)」といったSNSのギガ消費が1/10になります。このオプションを活用すれば、少ないギガ数のプランでもお得に利用可能です。動画鑑賞やゲームをよくする人、速度低下のリスクがあってもコストを重視したい人におすすめの格安SIMです。
- 良い点
- 料金プランが豊富で、0.1GBから1.5TBまで選べる
- 「カウントフリーオプション」で特定サービスのギガ消費が1/10に
- 気になる点
- 20GBを超えると料金が相場より高い
| 選べるプラン | 0.5GB、1GB、2GB、3GB、4GB、5GB、15GB、21GB、51GBなど |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 173.0Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 139.3Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 165.1Mbps |
3位 日本通信SIM
おすすめスコア 4.53
|通信速度 4.29
|電波のつながりやすさ 4.73
|月3GB利用時の安さ 4.90
|月10GB利用時の安さ 4.94
|月1GB利用時の安さ 5.00
|月20GB利用時の安さ 5.00
|月50GB利用時の安さ 5.00
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 4.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ドコモ回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額290円
- 2〜3GB 1件 月額730円
- 4〜10GB 2件 月額1,170円~
- 11〜20GB 1件 月額1,390円
- 21〜30GB 1件 月額2,178円
- 50GB〜 1件 月額2,178円
群を抜いた料金の安さ。サブ回線での契約がとくにおすすめの格安SIM
日本で初めてMVNOを展開した日本通信の「日本通信SIM」は、大手3キャリアのオンライン専用ブランドに対抗する「合理的プラン」が特徴です。
日本通信SIMは、他社と比べても料金の安さが際立つ格安SIMで、月3GBが730円という最安クラスのプランを提供。20GBプランは1,390円で、1回5分以内のかけ放題も付いており、検証済みの格安SIMの中でも圧倒的な安さです。1GBの小容量プランが290円とサブ回線にも適しています。ドコモ回線を利用しているため、昼休み時間帯のサイト閲覧には問題ありませんが、高画質動画再生は難しい速度に低下する場合があります。MVNOである以上、大手3キャリアの回線を直接利用するMNOと比較すると速度低下のリスクが高い点には注意が必要です。
一方、サブ回線として格安SIMを契約する場合には非常に有力な選択肢です。メイン回線が「povo」や「UQモバイル」などのau回線であれば、日本通信SIMをサブ回線として利用するのがおすすめです。
- 良い点
- 他社と比較して料金の安さが際立つ
- 気になる点
- 回線の混雑状況によっては通信速度がやや不安定になる
| 選べるプラン | 〜1GB、〜3GB、〜20GB、〜50GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 9.7Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 290.8Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 70.6Mbps |
3位 mineo
おすすめスコア 4.53
|通信速度 4.93
|電波のつながりやすさ 4.80
|月3GB利用時の安さ 3.77
|月10GB利用時の安さ 4.25
|月1GB利用時の安さ 3.89
|月20GB利用時の安さ 4.30
|月50GB利用時の安さ 4.57
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 3.50
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | (ソフトバンク回線のみ取扱なし) |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額1,298円
- 2〜3GB 1件 月額1,518円
- 4〜10GB 2件 月額1,518円~
- 11〜20GB 1件 月額2,178円
- 21〜30GB 1件 月額2,948円
- 50GB〜 1件 月額2,948円
取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け
関西電力系列の大手電気通信事業者オプテージが展開する格安SIM「mineo」。モバイル回線はドコモ・au・ソフトバンクの3社すべてに対応し、5G通信サービスも利用可能です。
mineoの料金プランは2つに分かれています。1つ目は、月ごとのデータ容量が決まっている「マイピタ」プランで、50GBの大容量プラン以外は割高な印象。一方で、もう1つの「マイそく」プランは、通信速度を常時低速にする代わりに無制限で利用可能。プレミアムの最大3Mbpsプランなら、音楽配信やSNSを快適に楽しめます。
マイピタプランで契約したSIMカードを使って通信速度を測定したところ、どの回線も基本的には快適でした。ただし、MVNOとして回線を間借りしているため、混雑の影響を受けやすい点には注意が必要です。
特徴的なマイそくプランはサブ回線としておすすめです。最安プランは月250円で契約可能で、通信回線もドコモ・au・ソフトバンクから選べるため、メイン回線に左右されず利用できるのが魅力。ただし、速度が遅いため、24時間データ使い放題(198円)のオプションを利用して快適に使うのが良いでしょう。
- 良い点
- ドコモ・au・ソフトバンクの3社の回線を選べる
- 低速無制限プラン「マイそく」があり、低速ながら音楽配信やSNSなら十分楽しめる
- 気になる点
- 大容量プラン以外料金は割高な傾向
- MVNOであるため、回線や時間帯によって通信速度が不安定になることがある
| 選べるプラン | 1GB、5GB、10GB、20GB、50GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 214.0Mbps(ドコモ回線)、276.8Mbps(au回線)、201.6Mbps(ソフトバンク回線) |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 221.5Mbps(ドコモ回線)、256.5Mbps(au回線)、126.6Mbps(ソフトバンク回線) |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 234.0Mbps(ドコモ回線)、258.0Mbps(au回線)、189.6Mbps(ソフトバンク回線) |
5位 LINEMO(オンライン専用)
おすすめスコア 4.52
|通信速度 4.99
|電波のつながりやすさ 4.88
|月3GB利用時の安さ 4.23
|月10GB利用時の安さ 4.09
|月1GB利用時の安さ 4.11
|月20GB利用時の安さ 3.94
|月50GB利用時の安さ 3.00
|料金管理のしやすさ 3.50
|初期費用の安さ 3.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MNO(*1) |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額990円
- 2〜3GB 1件 月額990円
- 4〜10GB 1件 月額2,090円
- 11〜20GB 1件 月額2,970円
- 21〜30GB 1件 月額2,970円
- 50GB〜プランなし
通信速度・電波・安さ良好でコスパ抜群。3〜10GBは階段制なので注意
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」は、3GBで十分な人におすすめのプランです。通信速度が速く、料金も安い上、LINEがカウントフリーでデータを消費しないのが特徴です。
ソフトバンクと同じ回線を使用しているため、通信速度は非常に良好で、混雑しやすい昼休みでも高画質な動画をスムーズに楽しめます。電波のつながりやすさも問題なく、快適な通信環境でエンタメを楽しむことができます。
「LINEMOベストプラン」は3〜10GBまで使った分だけ料金が変わる階段制のプランで、30GBまで使える「LINEMOベストプランV」もあります。3GB利用時は月990円とお手頃ですが、3GBを超えると自動的に料金が上がり、10GB利用時には2,090円が必要になるので注意が必要です。
オンライン専用のため実店舗での対応はありませんが、その分料金が抑えられています。分からないことはチャットで質問できるので、疑問が解決できず困ることは少ないでしょう。eSIM対応で簡単に乗り換え可能。通信速度・電波の良さ・料金の安さが揃っているため、ギガ数の管理が苦にならない人や、povoの料金体系に抵抗がある人には特におすすめです。
- 良い点
- LINEをデータ消費なしで利用可能
- 大手3キャリアであるソフトバンクと同じ回線で通信速度が良好
- 気になる点
- 階段制プランで、3GBを超えると料金が約2倍になる
- 実店舗での取り扱いがない
| 選べるプラン | ~3GB、~10GB、〜30GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 270.9Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 314.8Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 292.0Mbps |
6位 b-mobile
おすすめスコア 4.40
|通信速度 4.49
|電波のつながりやすさ 4.88
|月3GB利用時の安さ 3.76
|月10GB利用時の安さ 3.53
|月1GB利用時の安さ 4.00
|月20GB利用時の安さ 3.63
|月50GB利用時の安さ 3.00
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 4.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額1,089円
- 2〜3GB 1件 月額1,529円
- 4〜10GB 2件 月額1,969円~
- 11〜20GB 1件 月額5,269円
- 21〜30GB 1件 月額7,469円
- 50GB〜プランなし
どのプランも割高な傾向。回線や時間帯による通信速度のムラは少ない
日本通信が展開する主力ブランド「b-mobile」は、回線を借りて提供するMVNOで、従量制プランを採用している格安SIMです。
料金は全体的に割高な傾向があり、3GBプランは月額1,529円で相場の約1.5倍、20GBプランでは月額5,269円と相場の2倍以上です。料金の安さはあまり期待できません。
通信速度はソフトバンク回線の場合、どの時間帯でも25Mbpsを超え、高画質動画も快適に視聴できるレベルでした。ただし、回線を借りているため、混雑時の影響を受けやすい点には注意が必要です。
従量制プランのため、プラン選びで迷う必要がないのはメリットですが、月ごとのデータ使用量がバラバラな人には便利な反面、料金が高くなる可能性がある点に注意が必要です。
- 良い点
- ソフトバンク回線ならいつでも高画質の動画が見られる通信速度
- 気になる点
- 従量制プランのため料金が割高な傾向がある
| 選べるプラン | 1〜30GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 2.9Mbps(ドコモ回線)、58.3Mbps(ソフトバンク回線) |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 140.6Mbps(ドコモ回線)、68.7Mbps(ソフトバンク回線) |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 66.9Mbps(ドコモ回線)、52.1Mbps(ソフトバンク回線) |
7位 J:COM MOBILE
おすすめスコア 4.36
|通信速度 4.34
|電波のつながりやすさ 4.80
|月3GB利用時の安さ 3.71
|月10GB利用時の安さ 3.99
|月1GB利用時の安さ 4.00
|月20GB利用時の安さ 3.97
|月50GB利用時の安さ 3.00
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 5.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | au回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額1,078円
- 2〜3GB 1件 月額1,628円
- 4〜10GB 2件 月額1,628円~
- 11〜20GB 1件 月額2,728円
- 21〜30GB 1件 月額3,828円
- 50GB〜 1件 月額3,828円
ケーブルテレビ利用者ならお得に使える可能性アリ
ケーブルテレビ事業で大きなシェアを持つJCOMが提供する格安SIM「J:COM MOBILE」は、au回線を利用したMVNOで、追加料金なしで5Gサービスにも対応しています。
プランは1〜20GBの4種類から選べます。料金はやや高めですが、自宅でケーブルテレビの「J:COM」のWiFiやテレビサービスを利用している場合、5GBプランを月額1,078円というお得な価格で使用できます。
混雑の影響で回線速度にムラがあり、昼休み時間帯では通常画質の動画がなんとか見られる程度の速度でした。他の時間帯では快適に利用できましたが、混雑状況によって速度が低下しやすい点には注意が必要です。
ケーブルテレビ会社ならではの充実したサポートも魅力です。すでにケーブルテレビを契約している場合、近くの営業所に問い合わせて詳細を聞いてみるのも良いでしょう。
- 良い点
- 自宅で「J:COM」を利用していると5GBプランが月1,078円に
- サポートが充実している
- 気になる点
- 全体的に料金は高め
- MVNOであるため、通信速度は回線の混雑の影響を受けやすい
| 選べるプラン | 1GB、5GB、10GB、20GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 8.7Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 338.5Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 360.0Mbps |
8位 IIJmio
おすすめスコア 4.33
|通信速度 4.17
|電波のつながりやすさ 4.73
|月3GB利用時の安さ 4.33
|月10GB利用時の安さ 4.93
|月1GB利用時の安さ 4.29
|月20GB利用時の安さ 4.46
|月50GB利用時の安さ 4.38
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 3.51
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ドコモ回線、au回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額850円
- 2〜3GB 1件 月額950円
- 4〜10GB 2件 月額950円~
- 11〜20GB 1件 月額2,000円
- 21〜30GB 1件 月額2,400円
- 50GB〜 1件 月額3,900円
通話割引オプションが格安で使える。スマホとのセット購入もアリ
さまざまな通信サービスを展開するインターネットイニシアティブの「IIJmio」。ドコモ回線とau回線を利用したMVNOで、格安SIMとしていち早くeSIMに対応しており、サブ回線としても使いやすいのが特徴です。
2025年3月から一部プランでデータ容量が増え、料金も値下げされます。2GBから55GBまでの8種類のプランがあり、特に5GBで月額950円のプランは他社と比べてもお得といえるでしょう。
ただし、ドコモやauの回線を一部間借りしているため、昼休み時間帯など通信が混雑する時間には速度が遅くなることがあります。特にMNOと比較すると、通信速度が安定しない点を理解しておく必要があります。
また、IIJmioは端末セット販売が充実している点も魅力です。XperiaやPixelの最新モデルこそありませんが、「AQUOS sense9」や「arrows We2」など注目のスマホを割引価格で購入できるので、気になる端末があればセット購入を検討する価値がある格安SIMと言えるでしょう。
- 良い点
- いずれの容量でも料金が安く、とくに5GBで月950円のプランがお得
- 端末のセット販売のラインナップが充実
- 気になる点
- 混雑する時間は通信速度が遅くなりやすい
| 選べるプラン | 2GB、5GB、10GB、15GB、25GB、35GB、45GB、55GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 3.0Mbps(ドコモ回線)、2.7Mbps(au回線) |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 92.2Mbps(ドコモ回線)、104.0Mbps(au回線) |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 135.4Mbps(ドコモ回線)、94.5Mbps(au回線) |
9位 Y!mobile
おすすめスコア 4.31
|通信速度 4.97
|電波のつながりやすさ 4.88
|月3GB利用時の安さ 3.32
|月10GB利用時の安さ 3.03
|月1GB利用時の安さ 3.32
|月20GB利用時の安さ 3.80
|月50GB利用時の安さ 3.00
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 3.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額3,058円
- 2〜3GB 1件 月額3,058円
- 4〜10GB 2件 月額3,058円~
- 11〜20GB 1件 月額4,158円
- 21〜30GB 1件 月額4,158円
- 50GB〜プランなし
全国に専門ショップあり。セット割対象のWiFiを利用中なら選択肢
ソフトバンクのサブブランド「Y!mobile」は、ソフトバンク回線を使用しつつ、キャリアのプランよりもリーズナブルな料金で利用できる位置づけです。
プランは4GB、30GB、35GBの3種類があり、4GBプランは月額2,365円とやや高めですが、自宅のWi-Fiが「SoftBank 光」や「SoftBank Air」であれば、毎月1,100〜1,650円の割引が適用されます。セット割を活用すれば、よりお得に利用できます。
ソフトバンクと同じ回線を使っているため、混雑する時間帯でも快適に通信できるのが特徴です。実際に計測した通信速度では、昼休みの時間帯でも25Mbpsを大幅に超える結果が出ており、速度のムラが少なく、混雑時でもスムーズにエンタメを楽しめる速度です。
また、全国に2,000店舗以上の専門ショップがあり、契約やサポートも手軽に受けられます。ソフトバンクのサブブランドとなったことで店舗数が急増しており、店舗探しに困ることはほとんどありません。
- 良い点
- ソフトバンク回線で安定している傾向
- 時間帯を問わず高画質の動画を再生できるほどの通信速度だった
- 全国に2,000店舗以上の専門ショップがある
- 気になる点
- 料金は全体的に高い傾向がある
- 自宅のWiFiが「SoftBank 光」もしくは「SoftBank Air」でないと割引が受けられない
| 選べるプラン | 4GB、30GB、35GB |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 295.6Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 137.2Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 292.2Mbps |
9位 DTI SIM
おすすめスコア 4.31
|通信速度 4.67
|電波のつながりやすさ 4.73
|月3GB利用時の安さ 3.70
|月10GB利用時の安さ 3.87
|月1GB利用時の安さ 3.79
|月20GB利用時の安さ 3.72
|月50GB利用時の安さ 3.00
|料金管理のしやすさ 5.00
|初期費用の安さ 3.51
|乗り換えやすさ 3.50

| 利用回線 | ドコモ回線 |
|---|---|
| 回線の種類 | MVNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額1,485円
- 2〜3GB 1件 月額1,650円
- 4〜10GB 2件 月額1,980円~
- 11〜20GB プランなし
- 21〜30GB プランなし
- 50GB〜 プランなし
通話をするなら選択肢の格安SIM。通信速度は速いが料金は高め
インターネット事業を展開するドリーム・トレイン・インターネットの「DTI SIM」は、ドコモ回線を利用したMVNOの格安SIMです。
料金プランは2GBから16GB、または1日あたり1.4GB使い切りのプランに限られています。全プランに10分かけ放題が付いているのは魅力的ですが、大容量プランがなく、価格設定も高めなため、多く使いたい人やコストを抑えたい人には向いていないでしょう。
ドコモ回線を利用した格安SIMでありながら、今回の計測ではどの時間帯でも高画質動画再生の目安である25Mbpsを上回る速度を記録しました。ただし、MVNOであるため混雑時には速度が大きく低下する可能性があります。
料金が高めで、混雑時の速度低下リスクには注意が必要ですが、通話を頻繁に利用する人には選択肢となる格安SIMといえるでしょう。
- 良い点
- MVNOでありながらどの時間帯でも通信速度が良好だった
- すべてのプランに10分の通話かけ放題がついている
- 気になる点
- 大容量プランの取り扱いがない
10位 楽天モバイル
おすすめスコア 4.29
|通信速度 4.52
|電波のつながりやすさ 4.08
|月3GB利用時の安さ 4.00
|月10GB利用時の安さ 3.99
|月1GB利用時の安さ 4.00
|月20GB利用時の安さ 4.30
|月50GB利用時の安さ 4.61
|料金管理のしやすさ 3.50
|初期費用の安さ 5.00
|乗り換えやすさ 5.00

| 利用回線 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) |
|---|---|
| 回線の種類 | MNO |
| eSIM対応 | |
| MNPワンストップ対応 |
- 料金価格については、2025年10月08日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
- 〜1GB 1件 月額1,078円
- 2〜3GB 1件 月額1,078円
- 4〜10GB 1件 月額2,178円
- 11〜20GB 1件 月額2,178円
- 21〜30GB 1件 月額3,278円
- 50GB〜 1件 月額3,278円
無制限プランがあり通信速度も良好。電波がつながりにくい場所がある点に注意
インターネット関連サービスを幅広く展開する楽天のモバイル事業「楽天モバイル」は、MNOとしてサービスを開始し、自社の基地局や回線を利用して提供しています。ただし、楽天回線が整っていない場所では、パートナー回線としてau回線を借りてエリアをカバーしています。
料金プランはシンプルな従量制の1プランのみで、3GB利用時は月1,078円、20GB利用時は月2,178円と比較的リーズナブルです。特に20GB以上利用した場合、月3,278円で無制限に使える点が魅力的です。格安SIMで無制限プランを提供する会社が少ない中、この料金設定はかなりお得と言えるでしょう。また、現在「三木谷キャンペーン」というお得なキャンペーンも実施中です。
楽天モバイルの回線は自社で整備した楽天回線を使用しており、混雑する時間帯でも速度が落ちにくいのがメリットです。昼休みなどのピーク時でも、高画質動画をスムーズに視聴できる25Mbpsを超える速度が出ています。
ただし、電波のつながりやすさに関しては他社より劣る点が課題です。屋内や地下でもつながりやすい「プラチナバンド」の運用が始まったものの、2025年7月時点で東京駅や新宿駅周辺の一部地下店舗では、まだ電波がつながりにくい場所があるようです。現在対応地域を順次拡大している段階であり、プラチナバンド対応エリアは限定的と考えられます。そのため、メイン回線として利用する場合には、サブ回線として他の格安SIMを組み合わせると良いでしょう。
- 良い点
- 月3,278円で完全無制限で使えるプランがある
- 混雑時間帯でも通信速度が遅くならない
- 気になる点
- プラチナバンドの運用が始まったが、まだどこでも電波がつながりやすいとはいえない
| 選べるプラン | 3GB、20GB、無制限 |
|---|---|
| 昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 38.2Mbps |
| 通常時間帯通信速度(14~16時) | 52.2Mbps |
| 通勤時間帯通信速度(17~19時) | 65.0Mbps |
