16.スポーツブランド売り上げ・人気ランキング

スポーツだけでなく、シャツやスニーカーなどファッションとしても人気のあるスポーツブランド。

自分の好きなブランドの売り上げや、知らなかったブランドがどこの国発祥なのかを調べて、スポーツブランドの一覧をまとめてみました。

世界スポーツブランド売上ランキング

NIKE

現在、圧倒的な人気を誇るスポーツブランドの象徴であるNIKE。

1968年にアメリカで設立され、オニツカタイガー（現アシックス）からスニーカーのノウハウを学んだ。

当時はAdidasが圧倒的なシェアを誇り、NIKEの知名度は低かった。

1980年代、マイケル・ジョーダンとのタイアップで誕生した「エアジョーダン」シリーズ。当時NBAでは白いシューズが規定だったため、赤と黒のバスケットシューズは使用禁止となり、毎試合5000ドルの罰金をNIKEが支払い続けた。他の選手が白いシューズを履く中で、ジョーダンがあえて目立つデザインを履き続けたことで注目を集め、一気に世界的な認知を得た。

その後、バスケットシューズの規定まで変えるほどの影響力を持ち、現在の地位を確立したブランドとなった。

◯エピソードを一つ紹介します。

「Just Do It」キャンペーンの一環として、1992年にNIKEは盲目のランナー、マイケル・ジョンストン（Michael Johnson）の物語を取り上げた広告を制作しました。この広告は、「I am the bullet in the chamber（私は銃の薬室の弾丸だ）」というキャッチコピーと共に展開されました。失明後もガイドドッグのフリーク（Freak）とともにランニングを続け、数々のマラソンを完走してきたジョンストンの信念と決意、困難を乗り越える力が描かれています。特に感動的なシーンは、フルマラソンのコースで転倒しながらも、フリークの助けを借りて血だらけの顔で再び立ち上がり走り続ける場面です。このシーンは「Just Do It」というスローガンとともに、困難に挑む精神と努力を象徴しています。この広告は多くの人々に感銘を与え、困難に直面したときに諦めずに頑張る姿勢を称賛するメッセージを広めました。マイケル・ジョンストンのエピソードは、NIKEのスローガン「Just Do It」の真の意味と価値を体現し、多くの人々に勇気と希望を与えました。

NIKE AIRMAX AXIS

NIKE(ナイキ)

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adidas

アディダス（adidas）は、ドイツを拠点とした世界的なスポーツ用品ブランドで、スポーツウェアやシューズ、アクセサリーなどを展開。

NIKEよりも長い歴史を持ち、1920年にアドルフ・ダスラーが「アディダス」というブランド名を考案。この名前はアドルフの愛称“Adi”と、ダスラーの姓の一部“Das”を組み合わせたもの。

1954年にはサッカーシューズ「アディダス ウェア」を開発し、西ドイツ代表がワールドカップで優勝した際に多くの選手がこのシューズを使用したことで注目される。

現在でもスーパースター、スタンスミス、ウルトラブーストといったシューズや、スポーツウェアが高い人気を誇る。

◯エピソードを一つ紹介します。

ある日、中国・上海で開催されたアディダスのランニングイベントで、一人のランナーが大会中に疲労で倒れ、前に進むことが難しい状態になってしまいました。すると、アディダスのスタッフが「あなたは今、最高の自分を尽くしています」と書かれた看板を持って駆け寄り、彼に声をかけました。そのメッセージに励まされたランナーは、最後の力を振り絞りゴールを目指しました。このエピソードは、アディダスが単なるスポーツ用品の提供だけでなく、人々の心を動かす力を持っていることを示しています。看板の言葉はランナーを奮い立たせ、彼が困難を乗り越えてゴールする原動力となったのです。この出来事は、スポーツが人々の意欲や精神に与える大きな影響を象徴する感動的なエピソードです。

adidas

adidas(アディダス)

PUMA

PUMA（プーマ）は、ドイツ発のスポーツウェアやアスレチックシューズを製造・販売する会社です。

ルドルフ・ダスラー（Rudolf Dassler）はバイエルン州ヘルツォーゲナウで「PUMA Schuhfabrik Rudolf Dassler」を設立し、スポーツシューズの生産を始めました。当初、兄アドルフ・ダスラー（Adolf Dassler）と共に「ダスラー兄弟商会」として活動していましたが、兄弟間の対立によりアドルフは後にアディダスを創業し、ルドルフがPUMAを立ち上げたとされています。

PUMAとadidasの創業者が兄弟という事実には驚かされますね。

現在、PUMAは世界中でスポーツウェア、アスレチックシューズ、アクセサリーなどを提供する大手ブランドとして定着しており、スポーツとファッションの両面で高い評価を受け、多くの人々に愛用されています。

◯エピソードを一つ紹介します。

ジャマイカのスプリンター、ウサイン・ボルトはPUMAとスポンサー契約を結んでいました。彼は2008年から2017年にかけて、オリンピックや世界陸上選手権で数々の金メダルを獲得し、世界最速の人間としてその名を知られるようになりました。ボルトとPUMAのパートナーシップは、彼の成功と共に世界中から注目を集めました。

PUMA

puma(プーマ)

SKECHERS

3位のPUMAと肩を並べる勢いを持つのが、SKECHERS（スケッチャーズ）です。

1992年にロバート・グリーンバーグ（Robert Greenberg）によってカリフォルニア州で設立された比較的新しいメーカーでありながら、その成長は目覚ましいものがあります。

1990年代後半から2000年代初頭にかけて展開された「Skechers Energy」というスニーカーラインは、ボリューム感のある見た目と独特なデザインで注目を集め、この時期にスケッチャーズは急速に成長し、収益を大きく伸ばしました。

創業当初からスケッチャーズは快適さと革新的な機能に重きを置いた製品開発を行っており、特にエアクッションやクッショニング技術の導入によって、歩行や運動の快適さを追求する姿勢が高く評価されています。

◯エピソードを一つ紹介します。

アメリカ・オハイオ州の高校のプロムに参加する予定だった女子生徒が、プロム用のドレスとシューズを手に入れられない状況にありました。彼女の母親がそのことをTwitterでつぶやいたところ、それがスケッチャーズの目に留まり、スケッチャーズは彼女に特別にドレスとシューズを提供しました。そのおかげで彼女は素敵な装いでプロムに参加することができ、心温まるエピソードとなりました。

SKECHERS

SKECHERS(スケッチャーズ)

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LULULEMON

カナダ発のスポーツウェアブランドで、特にヨガウェアやアクティブウェアが有名です。

1998年にバンクーバーで設立され、創業者のチップ・ウィルソン（Chip Wilson）は、自身のヨガクラスで快適なウェアが不足していると感じたことをきっかけに、高品質なヨガウェアを提供するためにブランドを立ち上げました。

ルルレモンは、高品質なアクティブウェアと独自のコミュニティアプローチを通じて、健康的なライフスタイルをサポートするブランドとして認知され、特にレディース製品で高い人気を誇っています。

◯エピソードを一つ紹介します。

ルルレモンは社会的な影響を重視し、その一環としてカンボジアの女性たちを支援する活動を行いました。カンボジアでは生活が厳しく、雇用や教育の機会に恵まれない女性が多くいます。そこで、ルルレモンはスキルや仕事の機会を提供するプログラムを開始し、ヨガウェア製造の技術を教えることで安定した収入とスキルを身につけられるよう支援しました。この取り組みは、女性たちの新たな可能性を広げるだけでなく、彼女たちの生活や地域社会にポジティブな影響を与え、ルルレモンの社会的責任を果たす姿勢として多くの感動を呼びました。

Lululemon

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UNDER　ARMOUR

UNDER ARMOUR（アンダーアーマー）は、アメリカ発のスポーツウェアブランドで、主にアクティブウェアやスポーツ用品を製造・販売しています。

1996年、元アメリカンフットボール選手のケビン・プランク（Kevin Plank）がメリーランド州で創業しました。彼はプレー中に汗で湿ったウェアの不快感を解消するため、吸汗速乾素材を使ったシャツを開発しました。

このシャツは発売以来、多くのアスリートやアクティブな人々に支持され、現在も人気を集めています。

UNDER ARMOUR

UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)

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New Balance

ニューバランス（New Balance）は、アメリカのスポーツウェアブランドで、主にスニーカーやアスレチックシューズを製造・販売しています。

1906年にマサチューセッツ州ボストンでウィリアム・J・ライリー（William J. Riley）によって創業され、当初はアーチサポートや整形外科用アイテムを手掛け、その後スポーツシューズへと展開しました。

ニューバランスはアーチサポート技術を活かして、個々の足の形に合ったカスタムフィットを提供し、足の健康や快適さを重視しています。そのため、アスリートだけでなく一般の人々にも最適なシューズを提供しています。

近年では、スニーカーがファッションアイテムとしても高い人気を誇っています。

◯エピソードを一つ紹介します。

2013年、アメリカのボストンで開催予定だったボストンマラソンで爆弾テロ事件が発生し、多くの人々が被害を受けました。この事件を受けて、ニューバランスは支援に乗り出しました。 被害者や関係者を支援するため、特別なスニーカー「New Balance 890v4」を製作。このスニーカーには「Boston Strong」というメッセージが刻まれ、ボストン市民を励まし、事件からの復興を象徴するものでした。さらに、ニューバランスは売上の一部を被害者支援基金に寄付し、コミュニティとの結束を示しました。この取り組みはボストン市民や全米で大きな感銘を与え、ニューバランスの社会的責任感と地域貢献が称賛されました。

New Balance

new balance(ニューバランス)

asics

アシックス（ASICS）は日本のスポーツ用品メーカーで、特にランニングシューズやアスレチックウェアで有名です。

1949年に神戸市で創業し、木製の底を持つスポーツシューズの製造からスタートしました。ブランド名「ASICS」は、ラテン語の「Anima Sana In Corpore Sano（健全な精神は健全な肉体に宿る）」の頭文字を取っています。

1953年には初のバスケットボールシューズを発売し、スポーツシューズ市場に進出しました。これがアシックス初のスポーツシューズ製品となりました。

長い歴史の中で、アシックスはスポーツシューズの革新と品質向上に力を注ぎ、世界中のアスリートやスポーツ愛好家から信頼されるブランドへと成長しました。

現在ではランニングシューズ、テニスウェア、ラケットなど幅広い製品を手掛けており、ノバク・ジョコビッチ選手とも契約しています。

asics

asics(アシックス)

CONVERSE

引用：CONVERSE

CONVERSE（コンバース）は、アメリカのスニーカーブランドで、特に「Chuck Taylor All Star」（チャックテイラーオールスター）という象徴的なスニーカーで知られています。

1908年にマサチューセッツ州モールデンで設立され、当初はラバーシューズやゴム製品の製造を手掛けていました。

◯エピソードを一つ紹介します。

ある地域で自然災害が発生し、多くの人々が家や財産を失いました。その地域のコミュニティは、被災者を支援するために多くのボランティア活動や寄付が行われていました。CONVERSEは、被災者支援として特別なキャンペーンを実施し、スニーカーを寄付することで新しい履物を提供し、支援を行いました。多くの人々がスニーカーを寄付し、被災者たちは新しい履物を手に入れることができました。この活動は、コミュニティの支援と連帯の象徴となり、被災地で履かれるCONVERSEのスニーカーは希望と笑顔をもたらす存在となりました。

CONVERSE

CONVERSE(コンバース)

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Mizuno

ミズノ（Mizuno）は、日本を拠点とするスポーツ用品メーカーで、スポーツウェアや用具の製造・販売を行っています。

1906年に大阪で創業され、創業者の水野利之助（ミズノ・リヨウスケ）は、野球用品をはじめとするスポーツ用具の製造・販売を始めました。

ミズノは特に野球用品の分野で成功を収め、高品質な野球グローブやユニフォームなどが国内外の野球ファンから高く評価されています。

◯エピソードを一つ紹介します。

阪神淡路大震災は、1995年に日本の兵庫県南部を襲った大規模な地震で、多くの犠牲者と甚大な被害をもたらしました。この災害に対して、ミズノは自社のリソースやスポーツ用品を活用して支援を行いました。 ミズノは、被災地でスポーツイベントを通じて子供たちの心の癒しを目指し、特に野球少年たちのために特別なイベントを実施しました。被災地の小学生たちに野球用具やユニフォームを提供し、元プロ野球選手たちと楽しい時間を共有する機会を作りました。このイベントは、子供たちの笑顔と元気を取り戻すきっかけとなりました。

Mizuno

MIZUNO(ミズノ)

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DESCENTE

日本発のスポーツウェアブランドで、特にウィンタースポーツ用品やアウトドア用品で高い評価を得ています。

1935年に大阪で創業し、当初は和服の製造販売を行っていましたが、その後スポーツウェアの分野へと進出しました。

デサントはスキーウェアやスノーボードウェアなどウィンタースポーツで有名で、寒冷地でのアクティビティに最適な設計と素材で快適さを追求しています。

また、ウィンタースポーツ以外にも、テニス、ランニング、ゴルフ、アウトドアなど幅広いスポーツ向けのアパレルを展開しており、多様なアスリートや愛好家に支持されています。

DESCENTE

DESCENTE(デサント)

Columbia

コロンビア（Columbia）は、アメリカ発のアウトドアウェアとスポーツウェアブランドで、特にアウトドアアクティビティ向けの衣類やアクセサリーを展開しています。

1938年にポール・ラムプリー（Paul Lamfrom）がオレゴン州ポートランドで創業し、当初は帽子の製造から始まりました。

近年では環境負荷を軽減する取り組みに力を入れ、サステナビリティを重視した再生素材の使用や環境に配慮した製造プロセスを採用しています。

アウターウェアやフリース、アクティブウェア、フットウェア、アクセサリーなど、多彩な製品ラインナップでアウトドア愛好者に支持されています。

Columbia

Columbia(コロンビア)

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The North Face

ザ・ノース・フェイスは、1966年にダグラス・トンプキンスとその妻スーザンによってカリフォルニア州サンフランシスコで創業されました。当初は「The North Face」というショップ名で、ハイキングや登山用のアウトドアギアを販売していました。

現在では、アウトドア愛好家やアスリート向けの高機能なウェアやギアに加え、スポーツカジュアルなアイテムも幅広く展開しています。

◯エピソードを一つ紹介します。

ジェシカは幼い頃から自然とのつながりを大切にしていました。キャンプやハイキングを楽しむだけでなく、自然環境の保護活動にも参加し、地域の美しい景色を守る努力を続けていました。ある日、地元のアウトドアショップで「The North Face」のキャンペーンを知った彼女は、そのメッセージに共感し参加を決意します。地元の山岳地帯でクリーンアップイベントを主催し、仲間たちと共にゴミ拾いや自然保護活動を行いました。イベントが成功すると、ジェシカは「The North Face」の協力を得て、さらに大規模な環境保護プロジェクトを立ち上げました。地域の学校やコミュニティセンターで講演を行い、自然環境への意識向上を図る活動を展開。また、収益の一部を環境保護団体に寄付するチャリティーオークションも開催しました。このプロジェクトは広がりを見せ、地域の人々が「The North Face」のメッセージを通じて環境保護への関心と行動を共有するようになりました。ジェシカはその過程で人々の優しさと協力の力を感じ、プロジェクトを成功に導けたことに感謝しました。「The North Face」のキャンペーンは、ジェシカの活動を支え、地域の人々が自然への感謝と保護の気持ちを育むきっかけとなったのです。

バルトロライトジャケット

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)

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YONEX

ヨネックス(YONEX)は、日本発のスポーツ用品メーカーで、主にバドミントン、テニス、ゴルフ用品を製造・販売しています。

1946年、創業者の山本健一が自宅の庭で手作りのバドミントンラケットを作り始めたことからスタートしました。

現在、ヨネックスは世界中のスポーツ愛好者やプロ選手から支持されるグローバルブランドとして知られています。特にバドミントンやテニスの分野で高い評価を受け、革新的な技術とデザインが特徴の製品を提供しています。

YONEX

YONEX(ヨネックス)

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ZETT

日本のスポーツ用品メーカーで、主に野球用品やスポーツウェアを製造・販売しています。

ゼットは1951年に創業され、当初は野球のユニフォームや用具を手掛ける小さな工場としてスタートしました。

日本国内で野球が非常に人気のあるスポーツであることを背景に、ゼットは野球用品の製造・販売に注力しました。特に野球グローブやバットなど、高品質な製品を提供することで知名度を高めました。

ZETT

ゼット(ZETT)

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